断崖の上から眺めたクル・デュ・ヴァン。光と影の強烈なコントラスト(大判地図。普通サイズの地図だとちょうど境目に位置し複数枚必要)
1:10 ロベール農場〜クル・デュ・ヴァンの東端(1436m)、
0:35 クル・デュ・ヴァン東端〜クル・デュ・ヴァン西端(1400m)、
0:40 クル・デュ・ヴァン西端〜レ・ズイヨン(Les Oeuillons)、
0:40 レ・ズイヨン〜ノワレーグ駅。
合計4時間5分。標高差740m。
ロベール農場から仰ぎ見るクル・デュ・ヴァンの断崖2年前に初めてクル・デュ・ヴァンを訪れた時はレ・ズイヨン(Les Oeuillons)からピストンしたのだが、今回はロベール農場(Ferme Robert)経由の一周コースを試みた。一周コースだと断崖を見ながら登ることができ、楽しみが倍増する。
ノワレーグ(Noiraigue)駅から、まずは道標に従ってレ・ズイヨンに向かって登りはじめる。幅の広い砂利敷の車道で、車があればこの部分は割愛できる。残念ながらバス便は無い。
途中砂利道を離れる分岐があるので(道標あり)、この分岐をロベール農場方面へ進む。ロベール農場からは早くもクル・デュ・ヴァンの断崖絶壁を間近に眺めることができる。
崖に向かって森の奥へと進むと、途中道端に小さな石碑があり、「1757年、ここで熊が仕留められた」と刻まれている。250年前にはこんなに里に近いところにまで熊が生息していたのだ。今ではちょっと信じられない。
↑視界のきかない森の中を登る
ジュラ特有の石垣。これ以外は崖っぷちに柵も何もない
崖のてっぺんが近づいてくると、林道が細い山道になり、部分的にかなり崩壊している。滑らないように注意が必要だ。登りきると一気に森が途切れ、なだらかな牧草地が広がる。牧草地を西にむかってぶらぶら歩けば、突如クル・デュ・ヴァンの断崖がその姿を現す。いつ見てもすごい眺めだ。
最高地点ル・ソリアに向かってゆるゆると登っていくと、背後にはいつの間にか、アルプスの大展望が出現している。
ベルナー三山からはるかヴァレやフランスまで、雄大なパノラマが広がる
ル・ソリアの農場断崖に沿って、クル・デュ・ヴァン西端のル・ド・ダーヌ(Le Dos d'Âne、「ロバの背」という意味)まで達したら、レ・ズイヨンにむかって再び森の中を下り始める。こちらのほうが人が多く、道もよく整備されている。
真下に見えているレ・ズイヨン農場を目指して、急な斜面をジグザグに下る。2年前に訪れた時は半分朽ちかけたぼろぼろの建物だったレ・ズイヨンの農場は、美しく再建整備されており、小さなカフェテラスもある。
小休止したら、ノワレーグめざして砂利道をぶらぶら下っていこう。
■別館関連ページ:【Creux-du-Van】
■スイス山岳会会報(PDFファイル):2003年10月号の特集記事。クル・デュ・ヴァンの形成、植生、動物からトレッキング・クライミングコース案内まで。写真多数。(仏語)
■Pay de Neuchâtel:ヌーシャテル観光案内所。クル・デュ・ヴァンのコース案内あり。(仏・独・英・伊語)
■Seelandjura:コースガイドあり。(仏・独語)